ハーン(Twitter:@haan_fx)のドル円/GOLD(XAU/USD)チャート分析と結果の検証。
17日朝の考察は、主宰しているGOLDサロンで投稿を基に作成しています。
2020年1月17日朝の考察
ドル円の考察
【ドル円1時間足:図1】
昨日(1月16日の分析はコチラ)は、想定していたラインからの反発シナリオに則った感じだった。明確に110.0を超えてきたため、大きな流れは黄色矢印のシナリオを想定している。
【ドル円日足:図2】
次に、以下の図2チャートの日足を見てみると、緑色の円で囲っている通り、90MAと200MAがゴールデンクロス(以下、GC)となっている。前述した通り昨日に110.0を明確に上抜けしてきたことに加え、90MAと200MAのGCとなっていることで、上目線は継続していく予定である。
ただし、以下の注意点があるため、安易なロングは危険と考えている。
1.600MAが上に控えている
2.今日は週末の金曜日
3.来週は日銀政策金利(主要国の政策金利日程はコチラ)
4.来週末から中国春節
5.MAからの乖離率
これらを考慮すると、今日辺りから来週にかけて、再度110円を割り込むシチュエーションを想定しておきたい。
600MA(110.3辺り)を上抜けしてきたら、2019年5月からの下落の起点(以下の図3)になった110.6辺りまで上値余地ありと見ているが、上記5つの理由から本日超えてくるには余程の材料が無いと難しいだろう。
↓2019年5月21日の110.653から下落がスタート
よって、これらを総合的に鑑み、1月17日の値動きは以下を予想。
(予想)
110.0~110.3
GOLD(XAU/USD)の考察
↓1月16日の見通しと結果はコチラ↓
ハーンのドル円/GOLD考察と結果検証【2020/01/16】
2020年1月17日の結果検証(公開1/19 21:00)
【ドル円:図4】
1月17日(20:10)の1時間足チャート。1月17日の朝に考察したところが、黄色矢印の一番左の起点。
朝の時点の予想では、上値は日足600MAに抑えられるとともに週末要因等が重なり110.0~110.3の狭い値動きの予想だったが、値幅感は想定通りとなった。
値動きが小さかったこともあり、実際のトレードではドル円を余り触らなかった。1月17日のドル円エントリーは以下の図5の白色矢印の2回のみである。
1回目(4:57):110.202ショート → 110.208
2回目(10:10):110.223ショート → 110.150
※( )内の時間はMT4時間
2回のエントリーした根拠としては、中長期目線はロングなものの前述の通り、上値は110.3を見ていたため17日は戻り売りスタンスだった。そこに、15分足のMACDのダイバーやストキャスを軸に判断してトレードした。
ただし、振り返ってみると、1回目のエントリーはポジポジ病だったと反省している。根拠が甘かったと思い、その後0.6pipsの損切りでクローズしている。
2回目のエントリーは、ストキャス、MACD、15分足の短期10MAから総合的に判断してポジションを取っている。こちらは、良いエントリーだったんではないだろうか。
【ゴールド:図6】
ゴールドは、図6の矢印の通り4回エントリーしている。基本的には、これまでのスタンスと同様に、ドル円の逆相関を意識しながら、ドル円を見ながらエントリーしていた。
17日はドル円の値動きが狭かったため、ゴールドについても比較的早期にポジションクローズを心がけていた。そのため、大きなpipsは取れなかったものの、ゴールドトレードは全てプラスで終えることができた。
ただし、振り返ってみると、エントリー根拠は多少脆弱だったように感じることもない。。。
1回目(4:57):1553.99ロング → 1555.70
2回目(7:27):1555.84ショート → 1555.78
3回目(7:39):1556.45ショート → 1555.73
4回目(10:10):1555.36ロング → 1555.68
※( )内の時間はMT4時間
【1月17日の総論】
ドル円については、朝一の見立て通りの値幅/値動きだったため、もう少しエントリーしても良かったように感じる。ただし、仕事が追い込まれていたので、あまりチャートを見れなかった。焦ってエントリーしても精神衛生上も良くないので、これで良かったのだろう。
実は、仕事が比較的片付いた夕方から、ポンド円を中心にトレードしていた。ゴールドを積極的にトレードする前は、ポンド円、ポンドルばかりトレードしていたので、17日の急落直後からポン円中心に切り替えていた。
トータルの収支結果は、満足いく内容だったので、全体終始結果を確認されたい方は、以下のnoteで公開しています。
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[…] 【ドル円1時間足:図1】図1の四角のボックスは、横軸が1週間(5営業日)分の期間幅で、縦軸が1週間分の値幅を囲ったものである。※よくトレードが上手い方々が使っている値幅ボックスは、使いこなせていないので、1週間の時間軸と単純な値幅を分かり易く視覚化しただけのものなので、その点留意いただきたい。次週1週間の見通しとしては、矢印のパターンを想定している。個人的な本命は、白矢印として考えているが、来週は日銀政策金利(主要国の政策金利日程はコチラ)もあり、どうなるか不安な部分も大きい。先週は、高値110.3を明確に上抜けできず、週末にかけて若干押し戻された形となった。しかしながら、1月17日の朝の考察(1月17日の分析はコチラ)で示した通り、サポートはまだ強く、引き続き中長期的にはロング目線は変えていない。特に、20日の月曜日は、週初めのゴトー日でもあり、10時までの実需の買いにもサポートされるのではないだろうか。1月20日(月)は、米国が祝日で休場である。そのため、月曜日の値動きはそれほど大きくないだろうと予想している。どちらかというと、ロンドン時間でポンドが値動きの主役になるのではないだろうか。【ドル円30分足:図2】次に以下図2のドル円30分足チャートを見てみると、未だ赤色のトレンドラインに綺麗にサポートされているのが分かる。また、トレンドラインは90MAに沿っており、この辺りは強いサポートとなるのではないだろうか。仮に、抜けたとしても200MAが控えていることに加え、110.0の節目ラインもあることから、20日(月)は特別なニュース等が無い限り大きく値崩れを起こすことはないだろうと想定している。 […]